住宅設計(建設)性能評価書とはなんですか?

 

「住宅設計性能評価書(じゅうたくせっけいせいのうひょうかしょ)」とは、日本において住宅の性能を客観的な基準に基づいて評価し、その内容を記載した書類のことです。これは、**「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」**に基づいて交付されるもので、第三者機関が設計図面などをチェックして評価を行います。


✅ 主なポイント

1. 誰が作るの?
→ 国土交通大臣に登録された登録住宅性能評価機関が発行します。

2. どんな性能が評価されるの?
以下のような住宅の重要な性能が10項目にわたって評価されます:

評価項目 内容
構造の安定 地震や風に対する強さ(耐震性能など)
火災時の安全 火災の広がりにくさ、避難しやすさ
劣化の軽減 木材の腐食や金属の錆びに対する耐久性
維持管理の容易性 配管などのメンテナンスのしやすさ
温熱環境 断熱性能、省エネ性能など
空気環境 換気設備の性能など
光・視環境 採光(光の取り入れやすさ)
音環境 防音性など(任意評価)
高齢者への配慮 バリアフリー性能(任意評価)
防犯対策 開口部の防犯性能(任意評価)

※すべての項目が必須ではなく、選択可能な項目もあります。


✅ 「設計性能評価書」と「建設性能評価書」の違い

種類 内容 タイミング
設計性能評価書 設計図面の段階で評価 工事前(契約前や確認申請前)
建設性能評価書 実際に建てた後の建物の評価 工事後(完成後)

✅ 取得するメリット

  • 住宅ローンの優遇(フラット35Sなど)

  • 地震保険の割引

  • 安心して購入・建築できる(性能が見える)

  • トラブル回避に役立つ(契約時の性能が明確)


必要に応じて、取得は任意ですが、ハウスメーカーや工務店が標準で取得してくれることもあります。

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