建物解体時に気なるアスベスト問題

🔍 アスベストとは?

アスベストは天然の鉱物繊維で、以下のような特徴があります:

  • 耐熱性・耐薬品性に優れている

  • 摩耗に強く、絶縁性がある

  • 安価で加工しやすい

そのため、以下の用途で大量に使用されてきました:

  • 建築資材(断熱材、天井材、外壁など)

  • 自動車部品(ブレーキパッドなど)

  • 工業製品の絶縁材


⚠ 健康被害

アスベストは非常に細かい繊維状で、吸い込むと肺に蓄積され、長い潜伏期間(20〜40年)ののち、以下のような重篤な病気を引き起こすことがあります:

  • 中皮腫(ちゅうひしゅ):胸膜や腹膜にできるがん

  • 肺がん

  • アスベスト肺(石綿肺):アスベストによる肺の繊維化


🧯 社会問題化の経緯(日本)

  • 1970年代以降:アスベストの危険性が世界的に認識され始める

  • 1995年以降:日本でも使用規制が強化される

  • 2005年:「クボタショック」と呼ばれる事件が発生。クボタの旧工場周辺住民などに健康被害が判明し、全国的に注目される

  • 2006年:原則全面禁止

  • 2021年:すべてのアスベストの製造・使用・譲渡が禁止される


🧾 現在の課題

  • 古い建物の解体時にアスベストが飛散するリスク

  • 被害者への補償や医療支援

  • 適切な除去作業と管理体制の整備

  • 不法投棄の問題

 

※以前からこの法律は存在しておりましたが、ここ2年程で厳格化しており

 住まいの建て替えや売却に伴う解体時にはこの解体費用によって資金計画が

 大幅に変わる可能性がありますので、事前にアスベストが含有している建材を

 使用していた経緯の有無を確認する事が大切になってきております。

 

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